~ 車の防犯 ~ 海外の防犯事情(5)
前回までは、カナダの車に対する防犯事情・防犯対策をご紹介してきました。
今回はイタリアの防犯事情・防犯対策をご紹介していきましょう。
一般的に銃を持たない日本とは違ってイタリアは銃社会でもあり、車の強盗などは車を失うだけではなく一歩間違えば命を失うことにもなりかねません。
しかも、イタリアのナポリでは車の強盗は年中頻繁に起こっているため、犯罪に巻き込まれる確率も非常に高いと言われています。
運転中であっても油断はできません。
突然道路に出てきて銃を突きつけられ、車を停止するように言われ、車から引きずりおろされるというかなり荒い犯行が多いのです。
犯人の気分によっては、実際拳銃で撃たれることもあります。
軽い怪我で済めば良いのですが、後遺症が残り最悪の場合は命を失うという事態にもなってしまいます。
ですから、拳銃を突きつけられるような事態に遭った時は無駄な抵抗はせずにおとなしく、すみやかに車を渡すに限るでしょう。
このような事件がイタリアのナポリでは頻繁に起こっているわけですから、新車や高級車に乗る場合はそれなりの覚悟も必要と言われています。
また、イタリアでは車両保険もよほど高額にしておかないと適応されないということで車は不必要には運転しないほうが良いのかもしれません。
ご紹介したように、国によっては車の防犯対策をしていても意味がないということもあるのです。
日本もここまでの治安にならないことを祈るばかりです。
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悩んだ末に選んで決めた愛車。
想いも深いでしょうし、長く一緒に付き合って、生活のパートナーとして使用していきたいと願うでしょう。
しかし、残念ながらも事故や犯罪に遭遇することもあるかもしれません。
事故に関して言うなら、もらい事故でない限り一瞬の自分の過信や不注意によるものであることが多いので自己反省すべき点もあるでしょう。
しかし、一番悔しいのは他人の行いで愛車が傷つけられたときですよね。
鍵をつけたままだったり、扉を開け放した状態で放置したのなら自己責任も多少問われるかもしれません。
しかし、きちんと鍵をかけて駐車していたにも関わらず車上荒らしなどに合ってしまったなら、本当に悔しいですね。
運が悪かったと諦めるしかないのでしょうか。
まずはそういったことが起こる前に、自分でできる防犯対策をしてみませんか。
こちらでご紹介した例はほんの一例です。
また、防犯対策は日々進化しています。
日頃からそういった情報に対して敏感になり、情報収集を心がけましょう。
人を疑いながら暮らすような生活は嫌ですが、昔のように鍵をかけずに外出できるような時代ではないのです。
割り切って防犯に努めましょう。
防犯意識こそが、犯罪の抑制につながっていくことでしょう。
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