~ 車の防犯 ~ 車の盗難(4)
前回に続き、車の盗難のお話です。
車の防犯対策を万全に施していても被害に遭ってしまうことがあるかもしれません。
さて、今回はそのような最悪な事態が起きた時にどう対処すれば良いかというお話をしていきましょう。
あなたは、いつものように出勤の準備をして車が温まってから駐車場に向かおうと、エンジンスターターをかけました。
しかし、アンサーバックが返ってきません。
どうしたのだろうか?電池が弱くなっている為かと思いながら、仕方なくまだ寒いであろう車へと足早に向かいました。
すると、どうしたことでしょう。
車が、あなたの愛車がいつもの場所にありません。
ここでパニックになってしまっては、なにもできなくなりますから、まずは警察に電話しましょう。
警察に届けることによって保険金が支払われることがあるからです。
保険会社は警察からの証明がないと手続きできませんので、まずは警察に被害届を出すことが先決です。
そのあとに、ご自身の加入している保険会社に連絡しましょう。
保険会社はあなたの車が盗難にあったかどうかの調査を行った上で、保険金を支払うかどうかを決めます。
このとき必要になるものが、警察の盗難届受理番号です。
警察に届けていれば問題はありません。
届け出をおろそかにすると、保険金は支払われませんので必ず届けましょう。
確定すれば、30日以内に保険金が支払われます。
発見される場合は一か月後くらいのケースが多いと言われていますが、保険金が支払われた後にみつかった場合は、その車は保険会社のものとなります。
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悩んだ末に選んで決めた愛車。
想いも深いでしょうし、長く一緒に付き合って、生活のパートナーとして使用していきたいと願うでしょう。
しかし、残念ながらも事故や犯罪に遭遇することもあるかもしれません。
事故に関して言うなら、もらい事故でない限り一瞬の自分の過信や不注意によるものであることが多いので自己反省すべき点もあるでしょう。
しかし、一番悔しいのは他人の行いで愛車が傷つけられたときですよね。
鍵をつけたままだったり、扉を開け放した状態で放置したのなら自己責任も多少問われるかもしれません。
しかし、きちんと鍵をかけて駐車していたにも関わらず車上荒らしなどに合ってしまったなら、本当に悔しいですね。
運が悪かったと諦めるしかないのでしょうか。
まずはそういったことが起こる前に、自分でできる防犯対策をしてみませんか。
こちらでご紹介した例はほんの一例です。
また、防犯対策は日々進化しています。
日頃からそういった情報に対して敏感になり、情報収集を心がけましょう。
人を疑いながら暮らすような生活は嫌ですが、昔のように鍵をかけずに外出できるような時代ではないのです。
割り切って防犯に努めましょう。
防犯意識こそが、犯罪の抑制につながっていくことでしょう。
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