~ 車の防犯 ~ 車の盗難保険
今回は車が盗難にあった時に支払われる保険金のお話です。
ここ数年、車両の盗難件数は増加傾向にあります。
一方、検挙率は低下するばかりです。
以前ご紹介したとおり、窃盗団はプロの集団となってきていますし、犯人を特定できないほど綿密な計画の上で行われているからです。
このような状況は、支払う保険会社にとって大きな負担となっています。
通常のケースであれば、車両保険金の支払額の平均は1台あたり、30万円以内と言われています。
しかし、車両盗難となりますと保険金支払額は130万円以上にもなるのです。
高級車が狙われるケースが多いですから、支払額が高いのも当然のことでしょうが、これだけの違いがありますので、車両盗難の被害が増えますと支払う保険会社はどうにかしてその保険金を回収しなければなりません。
結果、車両保険を値上げせずにはいられない状況となります。
こうなりますと、車両盗難の被害に遭った方と同時に被害に遭っていないこちらのほうにも負担がかかってきてしまいます。
つまり、車両盗難の増加は私たちへ直接影響を与えているわけです。
こうなれば、しっかりと防犯して一台でも車を窃盗団から守るしかありません。
以前ご紹介したようなイモビライザー付きの車を購入し、純正のイモビライザーを購入するなどして車の防犯対策を万全にしましょう。
防犯対策に有効なイモビライザーが装備されていますと、車両保険を割引してくれる保険会社もありますので装備にお金が多少かかっても保険料でカバーされるでしょう。
次回は、この割引のある保険会社をいくつかご紹介していきましょう。
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悩んだ末に選んで決めた愛車。
想いも深いでしょうし、長く一緒に付き合って、生活のパートナーとして使用していきたいと願うでしょう。
しかし、残念ながらも事故や犯罪に遭遇することもあるかもしれません。
事故に関して言うなら、もらい事故でない限り一瞬の自分の過信や不注意によるものであることが多いので自己反省すべき点もあるでしょう。
しかし、一番悔しいのは他人の行いで愛車が傷つけられたときですよね。
鍵をつけたままだったり、扉を開け放した状態で放置したのなら自己責任も多少問われるかもしれません。
しかし、きちんと鍵をかけて駐車していたにも関わらず車上荒らしなどに合ってしまったなら、本当に悔しいですね。
運が悪かったと諦めるしかないのでしょうか。
まずはそういったことが起こる前に、自分でできる防犯対策をしてみませんか。
こちらでご紹介した例はほんの一例です。
また、防犯対策は日々進化しています。
日頃からそういった情報に対して敏感になり、情報収集を心がけましょう。
人を疑いながら暮らすような生活は嫌ですが、昔のように鍵をかけずに外出できるような時代ではないのです。
割り切って防犯に努めましょう。
防犯意識こそが、犯罪の抑制につながっていくことでしょう。
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