~ 車の防犯 ~ 車の盗難(5)
前回に引き続き、車の盗難についてのお話です。
車の盗難に遭遇した場所のワースト1は、屋外の契約駐車場と言われています。
次に屋内の契約駐車場で、他には自宅の屋外駐車場、自宅の屋内駐車場、路上やスーパーもしくはコンビニの駐車場などです。
契約駐車場や、自宅の駐車場は置いてある時間帯や曜日など比較的把握しやすいために盗まれる数も多くなっているのです。
同様に、民間のコインパーキングなどは停めた時間がわかりやすいと言われており、こちらも被害が多いです。
プロの窃盗団というものは、行き当たりばったりの仕事は決してしません。
あらかじめ綿密な調査をして狙いをつけてしています。
時に、オークションなどで出品された車の持ち主の住所を調べ上げてターゲットの車のある場所を突き止めるという行動もしているといいますから、十分に注意が必要です。
車両保険の支払件数から、被害の多い地域を調べてみますと大阪府が最も被害の多いワースト地域となっております。
他には、千葉県、愛知県、埼玉県、神奈川県などです。
被害が多いからと言って、引っ越すわけにもいかないでしょうから、ご自分の県が狙われやすい地域の場合はより一層の防犯対策をお勧めします。
日頃からすぐできる防犯対策としては、鍵をかけることです。
そんな簡単なことと思われるかもしれませんが、キーレス対応車が増えてから閉めたつもりで空いていたということも多くなっているそうですから、鍵を閉めたら音だけではなくきちんと目でも確認しましょう。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
悩んだ末に選んで決めた愛車。
想いも深いでしょうし、長く一緒に付き合って、生活のパートナーとして使用していきたいと願うでしょう。
しかし、残念ながらも事故や犯罪に遭遇することもあるかもしれません。
事故に関して言うなら、もらい事故でない限り一瞬の自分の過信や不注意によるものであることが多いので自己反省すべき点もあるでしょう。
しかし、一番悔しいのは他人の行いで愛車が傷つけられたときですよね。
鍵をつけたままだったり、扉を開け放した状態で放置したのなら自己責任も多少問われるかもしれません。
しかし、きちんと鍵をかけて駐車していたにも関わらず車上荒らしなどに合ってしまったなら、本当に悔しいですね。
運が悪かったと諦めるしかないのでしょうか。
まずはそういったことが起こる前に、自分でできる防犯対策をしてみませんか。
こちらでご紹介した例はほんの一例です。
また、防犯対策は日々進化しています。
日頃からそういった情報に対して敏感になり、情報収集を心がけましょう。
人を疑いながら暮らすような生活は嫌ですが、昔のように鍵をかけずに外出できるような時代ではないのです。
割り切って防犯に努めましょう。
防犯意識こそが、犯罪の抑制につながっていくことでしょう。
スポンサード リンク