~ サイドビジネス ~ サイドビジネスの悪質商法の被害にあわないために
サイドビジネスを斡旋するという名目を装った悪質商法は後を絶ちません。
パソコンなど機器を購入させる、仕事を始めるのに資格が必要だと言って教材を購入させるなど・・・。
サブプライム問題に端を発した100年に1度の不景気といわれる現状を背景に、このような悪質商法は今後増加する可能性があります。
サイドビジネスを始めるにあたって、悪質商法の被害にあわないためには、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。
仕事に必要だからといって、高価な教材などを購入させる場合は要注意です。
資格を取るのに一般的な料金よりも高額な料金を請求する業者も存在します。
本当に仕事を始めるのに、その資格が必要なのか、必要な資格をとるにはどれくらいの費用が必要かなどをしっかり調べましょう。
仕事に必要な機器などを購入させる、仕事をするためには登録料が必要という場合も注意が必要です。
登録料を取るのが目的で、紹介された仕事をこなしても数千円しかもらえない、という被害も多く報告されています。
マルチ商法では、高額な商品をクレジットや学生ローン、消費者金融からの借金などで購入し、人に紹介できず紹介料を得られず、借金が残ってしまうという被害も多いのです。
簡単に儲かる仕事は存在しませんし、経験なし、自宅で簡単にできて数十万円の儲けという話を信用しないようにしてください。
悪質な行為を繰り返す業者の被害にあわないよう、契約に疑問を覚える場合には、その契約を交わさない、契約をせかされても、契約は急がず考える時間を作ることが被害を食い止めるのです。
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サイドビジネスを始めるなら、下記の注意点を先に確認しておくことを勧めます。
・本業の「就業規則」を確認する
サイドビジネスを始めたいと思ったら、まずは現在勤めている会社の就業規則を確認する必要があります。
副業を禁止しているかどうかを確認するのです。
規則では禁止としていても、届けを提出・受理することで臨機応変に対応することも多いようです。
無断でサイドビジネスを始めた結果、トラブルにならないよう気をつけましょう。
・本業を圧迫させない
サイドビジネスというのはあくまで、収入を補うための副業です。
副業の影響で本業が立ち行かなくなるなどということがあっては元も子もありません。
本業に差し支えることが無いよう気をつけましょう。
具体的には、休日・平日の夜など、空いている時間を利用し、精神的・金銭的・体力に大きな負担がかかるサイドビジネスは避けます。
1円でも多く稼ぐため・・・と無理をしてしまうと本末転倒となってしまいます。
・副収入が年間で20万円を超えたら、確定申告が必要
サイドビジネスによって受け取るお金が報酬扱いの場合は、すでに税金が10%引かれているので確定申告は不要です。
しかし所得扱いの場合、会社員は給与以外の所得が年間20万円を超えたら、年末調整だけでなく、確定申告が必要です。
会社員は経費を除く副収入が年間20万円以下、専業主婦は年間38万円以下なら、確定申告は不要です。
まずは以上の注意点を理解しておきましょう。
トラブルのないようにサイドビジネスを始めてください。
サイドビジネスといえど1つの仕事には変わりありません。
そのことに自信や自覚を持ち、サイドビジネスに挑みましょう。
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