~ サイドビジネス ~ ワーク・ライフ・バランス
ワーク・ライフ・バランスとは、仕事と生活の調和のことを言います。
団塊の世代の大量退職、少子高齢化などの影響によって、企業の働き手は減少傾向にあります。
さらに終身雇用制を取る企業が減少し、非正規雇用など雇用や就業方法が多様化しています。
働く女性が増える一方で、核家族の増加によって働く女性には育児や介護の負担も大きくのしかかっています。
人員削減の一方で、長時間労働による過労死も起きています。
このため、健康や家庭を大切にする、生活を壊さないような働き方が求められています。
それがワーク・ライフ・バランスなのです。
ワーク・ライフ・バランスに必要なのは、企業の従業員を大切にする意識はもちろんのこと、地域社会の支えあい、ボランティアなどの利用や参加も必要とされています。
育児や介護で休職した後、職場への復帰を容易にする施策が企業に求められています。
そして、女性だけでなく男性の育児や介護への参加も必要です。
男性の育児休暇取得は、まだまだ少なく、もっと男性も育児や介護に参加しやすい雰囲気を作り出さねばなりません。
長時間残業をしないで済むような仕事の効率化、意見の通りやすい風通しの良い職場作りや組織の見直し、将来を見据えた人材育成など、これからの経営者はワーク・ライフ・バランスを考えたマネジメントをしなければなりません。
ワーク・ライフ・バランスを考えた働き方の1つがサイドビジネスです。
サイドビジネスによって健康をそこねないような、家庭を大切にしながら充実した仕事をする、そのような働き方ができるサイドビジネスを目指しましょう。
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サイドビジネスを始めるなら、下記の注意点を先に確認しておくことを勧めます。
・本業の「就業規則」を確認する
サイドビジネスを始めたいと思ったら、まずは現在勤めている会社の就業規則を確認する必要があります。
副業を禁止しているかどうかを確認するのです。
規則では禁止としていても、届けを提出・受理することで臨機応変に対応することも多いようです。
無断でサイドビジネスを始めた結果、トラブルにならないよう気をつけましょう。
・本業を圧迫させない
サイドビジネスというのはあくまで、収入を補うための副業です。
副業の影響で本業が立ち行かなくなるなどということがあっては元も子もありません。
本業に差し支えることが無いよう気をつけましょう。
具体的には、休日・平日の夜など、空いている時間を利用し、精神的・金銭的・体力に大きな負担がかかるサイドビジネスは避けます。
1円でも多く稼ぐため・・・と無理をしてしまうと本末転倒となってしまいます。
・副収入が年間で20万円を超えたら、確定申告が必要
サイドビジネスによって受け取るお金が報酬扱いの場合は、すでに税金が10%引かれているので確定申告は不要です。
しかし所得扱いの場合、会社員は給与以外の所得が年間20万円を超えたら、年末調整だけでなく、確定申告が必要です。
会社員は経費を除く副収入が年間20万円以下、専業主婦は年間38万円以下なら、確定申告は不要です。
まずは以上の注意点を理解しておきましょう。
トラブルのないようにサイドビジネスを始めてください。
サイドビジネスといえど1つの仕事には変わりありません。
そのことに自信や自覚を持ち、サイドビジネスに挑みましょう。
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